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【インタビュー】ミドルハイクラス、激動の11期の振り返り!!
2024.11.22
こんにちは!広報の柏です。
先日福島さんに11期の振り返りをインタビューさせて頂いた際に、
「ミドルハイの活躍がないと語れないですね!」というお話になりましたため、
今度は近藤さんにインタビューを実施させて頂くこととなりました。
それではご覧ください!
柏:近藤さん、今日はお願いします!
11期のミドルハイを振り返ると一言でいかがでしたか?
近藤:嬉しいお話ですね!宜しくお願いします。
一言でお話しすると集客と育成に苦労した1年だったかなと思います。
集客に関しては、主要媒体のサイトの改修や仕様変更・集客チャネルがガクッと減少したりと、対策に追われた1年だったなと思います。
目まぐるしく状況が変化していたので、毎週毎週MTGしていましたね。。
育成に関しては、これまでエイプが進めてきた【タレント層】である若手の人たち向けの求人紹介や面談よりも、
【ミドルハイクラス】は求職者の経験が多岐に渡っていて複雑だったり、ピンポイントな求人を探されていたり、
仕事に対しての視座も高かったりと面談やその後の進め方なども一味違います。
人材紹介経験が浅い人たちにどのようにこの違い、やり方を教えていくか?どのように教育していくか?が非常に難しい課題でしたね。
人材紹介経験が長い人も在籍していますが、経験してきた業界が違ったり、IT・WEB領域、スタートアップの知見をアップデートしていくのも大変でしたね。
柏:なるほど。。。まず集客に関しては、どういった対策を打って回復させていったんですか?
近藤:支援実績をもとに主要媒体を決めて、優先順位をつけて改善していきましたね。
簡単にお伝えすると、面談をしてから転職支援実績の高い媒体=hapeが一番求職者に対して、価値貢献できる状態と位置づけて、複数ある媒体の優先順位付けをしました。
その後、媒体ごとに求職者のペルソナを設定して、どのようなメッセージを送ったら、hapeに相談したいと思って貰えるか、またどのような求人提案をしたら期待に応えられるか。
こういったことを細かく分析しながら1週間ごとの数値変動をみながらトライアンドエラーを繰り返した感じかな!
あとはWEB集客が昨対で5倍に伸びたのも嬉しかったな。最近柏さんインスタとかやります?hapeAgentiXの広告って出てきますかね?若いから出てこないかな。
柏:インスタではまだ私の年齢的にミドルハイ転職は出てこないんですよね。。。
近藤:年齢的にインスタもそうなんだけど、Facebookとかでリスティング広告なども積極的にやりましたね。
この辺で媒体からのレスポンスが苦しかったとき、上手く集客のカバーリングが出来て、建て直しが出来た感じです。
柏:大変だったことが強烈に思い返されるかと思いますが、一方でこの1年で成功したことはどんなことですか??
近藤:これまでエイプの支援領域を広げられたことかな。
タレント層ではなかなかご支援できていなかった国内の有力な成長企業様に今後の事業成長におけるキーマンをお繋ぎできたのが最も記憶に残ってますね。
柏:確かに、決定企業様を見ると一度は見聞きしたことがある企業ばかりですよね!!
近藤:あとは、求人のOPEN/CLOSEの際に、瞬時に事業推進が作成・修正を行えるフローを確立できたことも細かいことですけど、良かったことかと思います。
これまではメンバーのマンパワー任せで作成していたのですが、分業体制によってよりスピード感を持ってOPEN/CLOSEの情報が社内に浸透する体制が整えられたので、
求職者に対して、鮮度の高い情報を最適な形で提案できる状態を作れたという意味で意義のあることだと思います。
柏:ハードに作っていた、というと、、、どのくらいやられていたのですか、、、?
近藤:去年だけで3000件くらい作ったかな。(笑)
12か月で割ると、大体月間250求人を4人で作成するという(笑)
求人作成だけでなく、面談・商談・打ち合わせなどの平常業務に加えて、上記の求人作成があったから、正直パンク寸前でしたね。
柏:とてもじゃないけど無理ですね!!汗
近藤:ただ、求人を作成することによって学ぶこともあるから、最初は勉強の一環で作っていたんだけどね、、、
勉強も進んできて、各々の理解が追いついたからオペレーションを変更した感じですね。
柏:そうなると、事業推進メンバーはどうやって求人票を作成・修正しているんですか?
近藤:実はプロダクトを入れてます。
OPEN・CLOSE求人を自動でピックアップできるシステムがあって、元々の求人からどこが修正になったか?みたいなのも
一覧で確認できるシステムを使っています。それを基に事業推進が作成・修正してくれてますね。
柏:そんな仕組みがあるんですね!!知りませんでした。
近藤:柏さんが所属している地方もそうしているよ。
ただここからの課題として、いつの間にか自分の求人が更新されている!という事態が発生しています。自分で作成はしていないからね。
要件緩和・変更に関して最新の情報をいつどのタイミングで担当がキャッチアップし、アップデートできるか?検知するのか?というのは今期の課題かな。
柏:求人の数も管理数も膨大だからこそ、そこの仕組みが整えば、更に効率化できそうですね。
近藤:あとは早期離職が極めて少なかった。
柏:入社前辞退も1件であったりと、かなり少なかったですよね。凄いです。。。
近藤:そういえば、11期といえばiXのサイトもOPENしました!
hapeAgent iX
櫻井さんに作ってもらって、ロゴも決めたりなんかも11期でしたね!
柏:そうですよね!!サービスを決めるにあたっての想いをぜひ教えてください!
近藤:「自立=i」「可能性=X」という意味があるんだよね。
自立した候補者様に可能性(選択肢)を提案したいというところから決めましたね。
柏:なるほど、、、!話が戻ってしまうのですが、ミドルハイの教育ってどういうイメージですか?
近藤:タレント層との違いとなると、タレント層は出来るだけ感情に寄り添い、伴走するという主導権はアドバイザーが持っていることが多い。
ミドルハイクラスは、求人は自身で探せるし、その上で求人に乗っている業界の情報も持ってるという状態からのスタート。
つまり情報の非対称性がない状態からのスタートということ。これが最もタレントとミドルハイクラスの異なる点。
事業戦略・ビジネルモデルの理解その辺はもうすでに理解されている方がほとんどで、
ましてや知名度の高い企業のビジネルモデルは知っていて当たり前くらいの情報なので、
その候補者さんが知らない情報をいかに伝えられるかが大きな違いです。
この深層的な情報をお伝えすることこそ顧客に対しての最大の価値だと思っています。
柏:例えば、候補者様が知らない情報ってどういった情報ですか?
近藤:経営者をはじめとするボードメンバーの思想や今後の事業戦略、現在の組織課題、資金調達やEXITまでのリードタイムなど様々ですね。
柏:近藤さんって日々忙しそうにされておりますが、いつ勉強されているんですか?!
近藤:企業様と打ち合わせをするのはもちろんですが、個人的に各会社のエンランスブックを経営陣のnoteを拝見したり、
pivotやニュースアプリでビジネスモデルのトレンドを学んだり、スタートアップのピッチコンテストを見たりしながら理解を深めています。
また支援させていただいた求職者とその後食事にいったりして、より深い情報を伺うようにしています。
柏:企業の事業方針ってそんなに出ているものなのですか?
近藤:出ている企業もあれば出てない企業もあるから、出ていない場合は企業さんと緻密に打ち合わせしたりなんかもしないとだよね。
ただビジネスモデルって知れば知るほど似てくるから、今後、こんな事業展開考えているんだろうなーというのは案外想像つくかな。
柏:たくさん企業があるので、そもそも頭の中に蓄積していくことが大変だと思うのですが、、、いかがでしょう、、、?
近藤:会社ごとに覚えるんじゃなくてビジネスモデルごとに覚えるイメージかな。
IT企業・Saas企業のビジネルモデルって大体何パターンかに分類できるから、
サービスさえ理解しちゃえばあまり1から理解しなきゃいけないってことはないんだよね。
柏:元々近藤さんはタレント層をやられていたと思いますが、ミドルハイクラスを立ち上げたということはこの層の人材紹介に挑戦したかったんですか??
近藤:やってみたいというのはあったけども、ゆくゆくはタレントとか新卒とかやってみたいんだよね。
何でミドルハイクラスかというと、ミドルハイの方のキャリアって、言わばキャリアの集大成。
タレント層の支援だけだと、求職者の5~10年先のキャリアからは逆算できても、20年後から逆算したキャリアを提案できていなかった気がするんだよね。
その中でミドルハイクラスの方の支援をしているとキャリアのマイルストーンをどう置いていけば、
○○のようなキャリアが形成できるというイメージが明確になっていくんだよね。
そうするとタレント層や新卒の方に対してもより長期的な視点でアドバイスができるようになって価値貢献の幅が広がるなと思っているんだよね。
この経験を将来は、若手向けの転職、就職支援サービスに活かしていきたいと思っていますね。
柏:たしかに、キャリアの方の集大成を近くで見ているわけではないので、あくまで個々の想定でキャリアパスのアドバイスになってしまいますよね。
近藤:そうなんだよね。営業から事業開発に行きたい人はどんな営業をやればいいのか?何の経験があればマーケにいけるのか?
ここを理解して腑に落ちて、支援した経験があれば、アドバイザーとして強みになるからこの領域はもう少し経験したいかな。
柏:私のキャリアをアドバイスしてほしいですね。(笑)
最後に今期のミドルハイクラスの抱負を伺いたいです!
近藤:より求職者やクライアント企業の期待に応えられる組織を目指したいです。
その結果として事業を120%成長させられたらいいなと思ってます。そのためにコンサルタントの育成は最重要事項です。
タレントからミドルハイって正直難しいって思ってしまうし、面談するだけでも怖いと思うから。
どれだけチームで楽しみながらできるかっていうところも考えたいですね。
柏:近藤さん、今日は貴重なお時間をありがとうございました!
近藤:上手くお話しできましたでしょうか??
また来期の時に良いお話が出来るよう頑張ります。
近藤さん、貴重なお話を頂きありがとうございました!☺
今後のエイプの成長には欠かせないミドルハイクラスの成長。
普段は直接お伺いする機会が少ないので、大変勉強になりました!
またインタビューさせてください!☺
以上、広報担当の柏からでした!
この記事を書いた人:柏 秋妃